お知らせ
遠距離を乗り越えて
【活動・運命編】
49歳の夏、唐突に「あっ、結婚しようかな」と特に理由や前兆があった訳でもなく思い立ちました。
共に生きていく人を探そう!そう感じたんです。
因みに私は離婚歴有りです。
今まで身近な恋愛で生きてきたので、いざ婚活となると何をして良いか分からず調べてみると写真が必要。
手持ちに自身の写真が無いので都内にプロフ写真を撮って貰いに行こうと即行動しました。
そこはとても雰囲気の良いスタジオで衣装、ヘアカット、ヘアセット、撮影が一式となっていました。
いつの間にか求める相手の条件や自身の事など話していくうちに
「実は結婚相談所もしているので活動してみますか?」と声を掛けて頂けたんです。
縁って凄いですよね。
迷わずその場で入会し撮影した中から写真も選んで頂き帰路でプロフを作成して即日スタート。
検索した感想として、綺麗・可愛い人が多い事に驚きました。
いきなり1:1でお見合いとなると慣れが必要かと思い、登録した翌週には結婚相談所連盟合同開催の婚活パーティーに参加。
30:30位のパーティでグループ単位で女性が席を移動し、立ったまま皆と話していくタイプでした。
普段なら話しかけないタイプの人が予想以上に話し易く、人は見た目や先入観で判断はいけない。と強く印象に残ったイベントでした。
相談所活動では20〜30件の申込みでお見合い1件成立。くらいの体感でした。
この頃から段々YouTubeで婚活コンテンツを見始めました。
なるほどー。そうかそうか。やっぱりねー。など思いつつ勉強になりました。
知識が入ってくると考え方も変わり、何で近場で探してるんだろう。
自身で動けば良いのだから全国何処でも良いじゃん!と思い、九州と北海道に検索変えしました。
7月末に博多の笑顔の素敵な人に申し込んだのが妻との出逢いのキッカケです。
お見合いは8月中旬に決定しました。
その時、会ってもいないのに「あーこの人が俺の妻になる人か。」と勝手に思っていました。
理由はないんです。
【出逢い編】
空港から宿泊先ホテルまで急ぎ移動し身支度を整えて、お見合い場所のホテルラウンジへ走りました。
先に用意されたテーブルに通して頂き一息付いた所でエレベーター前にてお迎え待機。
エレベーターを降りてきた彼女はニッコリと挨拶をしてくれました。
ラウンジ閉店までは90分!
お互いの仕事、家庭環境、日常、趣味など話しました。
屈託の無い笑顔や美味しそうにケーキを食べる彼女が可愛かったです。
より良い席を確保頂ける代わりにアフタヌーンティープランで予約をしていたんです。
ドリンクも選べるのでお相手の好みが分かったり、普段どんな飲み物を好んでいるのか聞けるのでオススメです。
楽しい時間が過ぎ、彼女をホテル下のバス停まで見送り、直ぐに交際希望で所属相談所へ連絡。
翌日、彼女からもokを貰い晴れて仮交際へと進む事になりました。
【結婚相談所のシステム紹介】
①検索項目を入力し相手へ申込み、申受け
→○→お見合い
→×→①に戻る
②お見合い
→双方○→ファーストコール→仮交際(同時複数人ok)
→×→①に戻る
③3ヶ月目安の交際(仮交際・プレ交際)で見極め
→○→真剣交際(一人だけに絞られる)
→どちらか×→①②に戻る
④3ヶ月以内の真剣交際で見極め
→○→プロポーズ→成婚退会
→×→①②③に戻る
*交際には期限目安がある事で決断や話しの進展がテンポ良く進むメリットがあります。
【デート、プロポーズ編】
仮交際に進めた段階で彼女の土日の予定を奪うべく、日程調整を進める。
2.3週間に一度、福岡にフライト。
時には翌週に飛ぶ時もありました。
仕事の都合もあり先々まで予定を決めた方がスケジュール調整がし易かったので、その旨も彼女に話し先の予定を調整して貰いました。
飛ぶ度に3〜4日滞在し、その内1〜2日デートをする感じで進めました。
blog記事や婚活YouTubeとかで遠方の人同士はビデオ通話で会えない日を埋める…
その様に知識を得たけど一度もビデオ通話をしよう!という話しにならなかったのが辛かった記憶があります。
・電話は好きじゃ無い
・ビデオ通話はしない
・遠距離
ちょっと凹む時もありましたが、同じ様に婚活している同志の女性達の励ましやアドバイスもあり乗り換えられました。
いよいよプロポーズ!
デートの待合せ時、敢えて予約しているお店の一時間前にデパート1F入口で集合しました。
待合せ場所に来た彼女に
私「ちょっとお店を予約してある時間まで余裕あるから散歩デートしない?」
妻「いいですよー」
私「そういえばここの3Fに売り場有るけど、結婚指輪って見に行った事あったりします?」
妻「ないですねー、見る様なキッカケもなかったし」
二人で博多の阪急デパートの3Fへ
私「何か好きなブランドあったりする?」
妻「TASAKIかな」
私「それはここにもあるの?」
妻「あるある」
私「じゃーそこから見よう」
と初めて向かった真珠でお馴染みのTASAKIへ。
その後、沢山の店を回りました。
Tiffany、Cartierなどなど色々見て触り、指にはめていく内に彼女が楽しそうにしているのが嬉しかったです。
その後、予約した居酒屋で楽しく美味しいお酒を飲み終え、もう一軒行きたいと手を繋ぎ徒歩移動。
on the deckというお店のプールサイドのVIP席でシャンパンを頼みトイレへ行くと伝えフロントに行く。
その際、事前に打合せしておいた花束を受取りプロポーズの言葉を添えたデザート出しをお願いして戻る。
跪いて愛の言葉と共に花束を渡しました。
「はい、お願いします」と自身の事ではない様に思えた彼女は大爆笑しながら応えてくれました。
【余談 喧嘩と価値観、締め言葉】
物凄く順調に快速で進めた分、後から擦り合わせる現実や見えていなかったものが見えてくる相違が時には大喧嘩を勃発。
良い方向に向かうために真剣に向き合った事による結果の喧嘩なら、これも大切な事だとも思います。
普段の時も喧嘩している時も、いつでもずっと相手の良い所も見ていられる、好きでいられる事が大切だと思います。
相手の長所を重んじ尊重し、言葉に出して伝える事をして下さい。
今隣にいる人と明日同じ様に話せるとは限りません。
愛の言葉は出し惜しみせず、ここぞという時にだけではなく普段から言って下さい。
普段から言ってると重みが無くなる?
いいえ、そんな事はありません。
明日、1ヶ月後、貴方が言える状況にあるか確約されている訳ではないんですから。
だからこそ価値観が合わないから別れるとか言わないで下さい。
生きてきた環境が違うので価値観が違うのは当たり前の事です。
そんなつまらない事を理由に「別れる」という言葉を軽々しく出さないで下さい
価値観なんて家族ですら違うものです。
相談室長の婚活体験談でした。